最前線で管理職として働きながら、子供のスポーツ活動を支え、中学受験、大学受験もカバー


志村 綾子

Ayako Shimura
人事・人材紹介コンサルタント(株式会社トライアンフ/パートナー)、産業カウンセラー、ウイメンズキャリアメンター

【資格】
産業カウンセラー、日本人材紹介事業協会 人材紹介コンサルタント、ウイメンズキャリアメンター
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【メンタリング価格】
1回お試し 13,000円/時
3回パック 36,000円(12,000円/時)
5回パック 55,000円(11,000円/時)
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INTERVIEW

今までのキャリアを教えてください

大学のゼミでは金融を学び、新卒でオリックスに就職しました。入社後は営業を希望していたのですが、入社後人事に配属され、採用と研修を担当していました。しかし営業をやってみたいという気持ちはずっと持っていました。営業は「男性と同じように成果で評価される」というイメージがあったからです。クライアントの最前線に立つことは、男性同様に評価され、当時の私には魅力的に見えました。父が脱サラをして会社を経営しておりましたので、営業を最前線でしていた父に憧れていたこともあります。
 
そんな折、人材ビジネス会社からから営業ポジションの誘いがあり、転職をしました。転職後30歳の時、新宿支店を開店するので、支店長にならないかと打診があってお引き受けすることにしました。初めて20名くらい部下を持ち、かなり苦労しましたね。部下のマネジメントや、支店をまとめあげていくことは、とても大変でした。しかしなんとかその苦労も乗り越え、自信が芽生えます。その後、34歳で出産。もともとキャリア志向は強かったんです。しかし、出産後も支店長として働くつもりだったのですが、育休から復帰する際に「支店長職は産後は大変だろうから本社に戻りなさい。」と言われてしまいました。この辞令は本意ではありませんでした。

本社でルーティンが多い管理業務になると、やりがいを感じなくなってしまうと感じ、育休中に転職活動をし、外資系大手通信会社に人事マネージャーとして入社しました。外資系で、子育てしながら働きやすい環境でした。しかししばらくして米国本社が事業再生になり、日本でもリストラをすることになりました。私はそのタイミングで部長になり、社員と退職渉を続けることになりました。ここで非常に辛い思いをしましたね。人に辞めていただくのはこんなにも大変なことなのだと。社内には、リストラが終わると、人事の担当者は辞めなければならない風潮がありました。

ちょうどその時、古巣のオリックスから人材会社の立ち上げを手伝ってくれないかと言われ、移ることにしました。退職された方々に新たなキャリアを創生したいという気持ちもあったのかもしれません。
そこでは25名程の部下を率いて、人材サーチの仕事を開始します。親会社でもあるオリックスは典型的な男社会で、当時女性マネージャーは数えるほどしかいなくて、周りからのプレッシャーは大きかったですね。風当たりは強く、社内で相談できる女性もいませんでした。
 
一方で「やりがい」は感じていました。会社がどんどん伸びていくことにワクワクしました。しかしリーマンショックで所属の人材会社がクローズすることになり、再度転職。ヘッドハンティング会社を経て、現在はコンサルテイング会社のパートナーとして勤務しております。クライアントとのコンサルティング契約の元、採用戦略をたて、戦力となる人材のサーチ(紹介)の仕事をしています。


最初の会社で30歳で支店長になった際、どのようなご苦労がありましたか?

実は支店長になる前、職場で同僚から、「志村さんの話し方はすごく論理的なんだけれど、気持ちが伝わらない」と言われたことがあります。その出来事が契機となり、仕事をしながら、深く人と関わるためのコミュニケーションを学ぶために産業カウンセラーの資格を取得しました。現在も継続してキャリアコンサルティングなどいろいろ勉強しています。資格を取ったことで自信も少しだけですが生まれてきました。
 
しかしながら、支店長になってからもコミュニケーションの問題は起こりました。年上の部下も多く、「志村さんのいうことはもう聞かない」と、総スカンにあったこともあります。本当にショックでした。私のやり方がいけなかったのかなと、部下全員に謝ったという経験もあります。目標になる人材が近くにいないことは、辛かったですね。


管理職として部下の育成に悩む人は多いですが、何かアドバイスはありますか?

私は当初、部下は自分で育てなければいけないと思っていたのですが、そうではなくて、素質のある部下は自分で伸びていくので、それをサポートすればいいだけだと気付きました。目標を設定して、それができることに向けてサポートしていく。
しかし一方で、その仕事が向いていない部下もいる。その場合は、その部下が才能を発揮できる別のミッションを探すことが必要だと思います。また管理職の上に上司がいるわけで、上司とのコミュニュケーションも大切です。中間管理職ですから(笑)


常に最前線で働いてきた志村さん。育児と仕事の両立はどのように工夫しましたか?

子育てと仕事で一杯一杯な時に上司が勧めてくれたのが『7つの習慣』です。今でも私のバイブルです。特に仕事とプライベートと将来への投資などの優先順位の付け方や、目標を立て先の予測すること、ロジカルシンキングなどは、自分の行動規範として今も大切にしています。

若いころから、最前線でバリバリ働きたい、いずれは父の会社を受け継ぎたいと、ずっと思っていました。でも、実は子供ができてからは子供が第一になってしまいました。しかし、子供を第一にするには、時間をコントロールできる立場でなければいけないのです。そのためにも、ある程度の役職や経験が必要だと考えています。だからこそ、私は「実績を積む」「結果を出す」「最前線で活躍する」にこだわっています。
また、子供の教育のためにも金銭的なゆとりを持ちたいという気持ちもあります。ですから、はじめは自分のために仕事をしていたけれど、子供ができてからは、どちらかというとモチベーションは子供の成長に変わったかもしれません。

しかしパートナーとは、私の仕事に対する意見の食い違いがありました。話し合いの結果、シングルになりました。しかし、仕事復帰のタイミングで、両親に近所へ引っ越しをしてもらいまして、お恥ずかしながら、いまもずっと子育てをサポートしてくれています。有難いです。


小1の壁、中学受験はどのように乗り越えましたか?

私が早朝に仕事に出かけるので、保育園からのお友達のご家族の家に預け、その家の子供と一緒に登校するようにしていました。帰りは、学童から、私の両親の家に帰ってもらっていました。このように、周囲の方のサポートで乗り越えることができました。また、学校の先生とは仲良くするようにしました。PTAの役員も4回くらい担当しましたし、なるべく先生とコミュニケーションをとって何かあったら教えてもらうような環境づくりをしていました。先生は私がシングルだということはご存じなので、そういう意味でいろいろとアドバイスしてくださいました。中には合わなかった先生もいましたが(笑)そうやって、なんとか仕事をやりきってきました。
 
しかし中学受験は大変でした。 息子が受験したいというので、小学校3年生から塾に入れました。予習がある塾だと私が勉強をみなくてはいけないので、復習型の塾を選んだのです。そのため、一人で電車に乗って塾へ向かう練習もかなりしました。更には、高学年になってくると模試があるので、土日はそれに費やすように。また息子は野球と水泳を続けていて、勉強を両立させるのがすごく大変でしたね。
実は、先日子供も大学1年生となりました。ですが、大変だと感じていた中学受験よりも、もっと大学受験のほうが親の精神的負担は大きかったのです。
だからこそ今は、お子さんの中学受験や大学受験、親の出番の多いスポーツ活動のサポートをしながら働いている女性たちの気持ちがよくわかります。


仕事をしていてよかったと感じる瞬間は?

クライアントが喜んでくださった時です。例えばあるクライアントが、上場のためにどうしても必要な人材がありまして。5人の優秀な人材を紹介し、ご入社いただきました。結果としてそのクライアントはマザーズに上場されまして、尊敬していました社長にもとても感謝されていると言われました。尊敬している社長さんにいただく言葉は心に響きます。また、入社いただいた方々もいきいきとお仕事されていらして、そういう時に本当によかったと思います。また、先日も、転職をお世話した若い方が「志村さん本当にありがとうございます」と、わざわざお煎餅をもってご挨拶にきてくださったんです。嬉しかったですね。
クライアント、転職された方々、そして当社と3方面にメリットがある現在の仕事に私はやりがいを感じています。

また、好きな仕事を続けることが、結果、夢をかなえると思っています。
 
オリックスで人事に配属されたときはどうして?と思いましたが、結局人事の経験を活かして人事コンサルティングの仕事を続けています。私は、人が好きなのかもしれません。仕事を続けるためには、好きなことの方が続けられる、続けるために勉強や努力そして人脈は必須です。
 
仕事を続けることで得られるもの物も多い、仕事と子供(プライベート)のバランスが人生を豊かにするものではないでしょうか。


 

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