大手関連会社からベンチャーへ転職、そして独立。フリーランスとして人材開発領域を広げる


小磯 幸子

Sachiko Koiso
人材育成コンサルタント、企業研修講師、キャリアコンサルタント、ウイメンズキャリアメンター

【資格】
国家資格キャリアコンサルタント、日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントファシリテーター・アンガーマネジメント叱り方トレーナー・アンガーマネジメントキッズインストラクター、ウイメンズキャリアメンター
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【メンタリング価格】
1回お試し 14,000円/時
3回パック 39,000円(13,000円/時)
5回パック 60,000円(12,000円/時)
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INTERVIEW


今までのキャリアを教えてください

大学卒業後は、大手航空会社のシステム関連会社に入社して、教育グループで予約発券システムのインストラクターとして働いていました。旅行会社に行った時に、窓口で航空券の予約や発券をするシステムを作る会社ですね。それを操作する旅行会社の方に教育をするインストラクターや、若手インストラクターの育成などをしていました。このインストラクターとしての仕事を通じて、人が成長したり変化をするところにやりがいや喜びを感じるようになりました。そして本質的に人の成長に関わる仕事に携わっていきたいという思いが芽生え、人材育成の業界に興味を持ったのです。

その後、人材育成業界へと移りました。人材育成に対する上述の思いに加えて、もっと変化が大きく成長できる環境に行きたいと思ったこと、新卒3年目で外部の研修を受講し、その時の講師の仕事に興味を持ったことがきっかけです。 そこで、人材育成コンサルティングを行うベンチャー企業へ転職しました。新卒入社から5年弱勤めた頃ですね。

そして第一子出産、育休、約1年の時短勤務を経た後、仕事のやりがい、生活における優先順位を考えた時に、これまでの経験を活かして、さらに自己研鑽をするべく独立が視野に入りました。外部の色々な方とお話をして、アドバイスもいただきながら、自分の決意の固さにも気づかされ、独立を決断するに至りました。


ベンチャーでの勤務経験はどのようなものだったのでしょうか?

転職したベンチャーは、大量採用時代で市場も伸びていて、これから成長していく会社でした。やる気に溢れて挑んでいったのですが、前職との違いにカルチャーショックを受け、高い壁が待ち構えていました。頭では分かっていたのですが、大企業体質が残る前職とその時のベンチャーとは、スピード感が圧倒的に違います。気付けば1日中お手洗いに行っていないなんてことも。とにかく、ついていくのに必死でした。
また、
改善点のフィードバックも前職よりも多くいただいたのですが、そのフィードバックをうまく消化しきれずに、かなり落ち込んだ時期もあり、葛藤を抱えていました。当時は一人で抱え込んでいましたね。折に触れて、転職当時の「人の成長に関わりたい」との思いに立ち返り、内省しながらモチベーションをなんとか保っていました。ここで辞めないぞ!という意地というか。
 
2年くらいして楽しめるようにはなりましたが、今振り返ると、メンターがいればよかったなと今は思います。定期的にアドバイスをもらうような人は当時いませんでした。
その分、セミナーを受講するなど、自ら外部からの刺激を受ける機会を積極的に作りました。


キャリアコンサルタントやアンガーマネジメントなどの資格をお持ちですが、取得のタイミングやその資格を選んだ理由を教えてください。

独立後に自分がどう活躍したいかと考えた時に、子供の教育に関わりたいと思ったんです。そこで情報収集する中で、アンガーマネジメントキッズインストラクターを取得しました。その後、企業・大人向けの同資格、最近ではアンガーマネジメント叱り方トレーナーの資格も取得しました。今では、キャリア研修の一環としても、アンガーマネジメントをお伝えすることもあります。
 
また、キャリアコンサルタントは、プライベートでもママ友などのキャリア相談受けることが多かったことで、プロとしてより多くの女性を支援していきたいと思い、また企業研修でもキャリア研修を担当していきたいと思い、退職後に講座に通いました。正式に資格を取得したのは、第二子出産直前です。
 
資格取得と、フリーランスとして活動を始めて気づいた事は、
 フリーランスの仕事は、自由と思われがちな一方で、常に責任と高い結果、そして決断の早さが求めらるということです。資格取得でいうと、取得して終わりではなく、それをきちんとアウトプットできる場を自ら探さなければならないこと、そしてアウトプットだけではなく常にインプットをしてスキルを更新し、プロとして価値を提供し続ければならないと感じています。


女性のキャリア相談を受ける中で見えてくる、共通の課題などありますか。

自分がコントロールできないことに悩んで時間を費やしている人が多いように感じます。自分ができることに目を向けられず、できない事につまずいて止まってしまっている。私は、その視点を広げて、アドバイスをすることが多いですね。できない理由を考えるのではなく、どうしたら出来るかを考える。そして、まずやってみるということを信条にしています。

特に女性は自分を狭い枠で限定しがちですよね。思い込みに本人が気づくことが大事なんですよね。自分を客観視して自己理解をすることが大事。ただ、そのことに自分で気付けない人もいるので、他人からのフィードバックは大切ですね。その為にもメンターは大切だと思います。


他にご自身が大事にしている考え方や信条はありますか。

1つ目は「頑張りすぎないことを、頑張る」ということを心がけています。私自身つい無理して頑張ってしまうんです。でもそれは返って逆効果で、むしろ肩の力抜いてその状況を楽しむくらいの方がうまくいったりするんですよね。

2つ目は、「自分を認める。その上で、課題を明確にする」。ネガティブな状況にある時には、自分ができていることを承認するようにしています。誰かにほめられなくてもよい。その上で、課題をはっきりさせて、また頑張ろう、とモチベーションをコントロールしています。


今後、人材育成という観点でどのような女性を増やしていきたいですか。

自信を持ち、その上で、自ら決断や選択ができる女性を増やしていきたい。意志を持って決断できる女性は美しい。オーラがあり、周りにも良い影響を与えます。これまでの経験を振り返った時に、必ずその人の強みに繋がること、その人だから出来たことがあるんです。これまた女性特有の謙遜などから、それに気づかない人もいるので、その場合は一緒に探しましょう。それを見つけたら、次はこんなことができるかも!とストレッチのきいた目標にチャレンジしてほしいです。そこでまた自信をつける。そうすることで、どんどん可能性を広げて欲しいです。

私は、その人のためを思って、時には厳しい事や思い切った言い方をすることもありますが、それがブレイクスルーになって自分の思い込みに気付いて変わられる方が多いですね。共感で上手く感情面のフォローをしながらも、人材育成コンサルティング会社での経験を活かして、左脳的に問題解決に向けてのアプローチをして関わっていき、その人自身がはっと気づきを得て、行動変容につながる瞬間をつくっていきたいです。


 

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